ひざの仕組みを教えて。

 こんな質問を受けました

ひざの仕組みを教えて

膝の痛みでお困りの方には膝の仕組みを詳しく知りたいという方もいる様子ですので、ご紹介します。ひざの構造が分かってくると、どの部分が痛んでいるとか、どの程度で治る、どの方向に動かすとよくないなどが想像できます。

 骨・筋肉・靭帯・軟骨・関節液で構成されている

 骨の特徴

骨の役割は支柱。仮に骨がないとふにゃふにゃで立つことすらできません。ひざの骨は3つあります。通常関節の骨は2つなのですが、膝はとても大きな関節なので、「お皿」と呼ばれる小さな骨が間に入り、太ももと、すねの骨の滑りをよくしてくれます。骨が原因で痛みが出ている場合は、非常に痛いです。押さえると痛いのはもちろん、振動だけでも痛いし、腫れ、発赤、が特徴。レントゲン検査で診断ができます。

 靭帯の特徴

靭帯の役割は、骨がズレないように繋ぎ止める、「止め金」のようなもの。靭帯を損傷した場合には、関節がユルユルになります。しっかり固定して治さないと、クセになります。

 筋肉の特徴

筋肉は、関節を動かす動力部分です。丈夫な筋肉は関節の中の大事な組織を守るため、外側についています。最も痛める確率が高いですが、再生力が高く治るのも最も早いです。寝たきりの生活や、加齢などで筋肉が弱くなると、ガクッと膝が崩れる「膝崩れ現象」が起こります。

膝の軟骨の役割はクッションです。上下の骨がぶつからないように、間に挟まっているゴムのような組織です。軟骨が傷つくとロッキング現象とよばれる、突然足が動かなくなるということがあります。軟骨は一生もので、一度傷つくと自然には治りません。人間のひざ軟骨の寿命は40年と言われており、摩耗していきますので、大切に使いましょう。

 軟骨の特徴

 関節液の特徴

関節液の役割は潤滑油です。「ひざに水がたまる」と言われるのはこの関節液が過剰にでている状態です。通常は粘り気が強いジェル状のものですが、ひとたび炎症が起こると、サラサラの水みたいに変わり、潤滑油としての役割を果たしてくれません。


 まとめ

いろいろ書きすぎて混乱してきたので、まとめです。

役割治癒期間痛みの特徴
支柱3ヶ月非常に痛い
関節液潤滑油2週間腫れる
軟骨クッション治らない突然動かなくなる
靭帯止め金2ヶ月強い
筋肉動力2週間弱い

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